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『営業部の男たち』







アマゾンkindleストアにて配信はじまりました。


『営業部の男たち』


   ★ ★ ★

「このさき五駅は、こっちのドアは開かないだろ?」
 大山は愕然とした表情を見せた。しかし浅井がコートの中に手を入れても、特に抵抗しなかった。それどころか、浅井がスラックスの上から大山の勃起を握り締めると、大山は目をつぶり、ぐっと腰を突き出してきた。
 ようし、いい度胸だ。
 浅井は大山の右側に立ち、大山を電車のドアに押し付けて、スラックスのジッパーを下げた。満員電車の人ごみの中で、大山の一物を露茎させ、ベルトまではずしてやり、腰から手をねじ入れて、大山のたっぷりとした尻たぶをじかに撫ぜた。
「あ、そんな……」
 大山はきょろきょろと辺りを見回し、せっぱつまった表情で浅井を見た。浅井は涼しい顔で囁いた。
「こっちを見るな、気づかれるぞ」
「でも尻は、うっ……」

   ★ ★ ★



 偶然、関係を持った相手が同じ会社の人間だったら……?
 四十歳の鬼営業部長と三十歳のダメ営業マン、立場逆転の短い物語。
 
 
 
 

 ゲイ官能小説。
 初出『ジーメン』。


 『ジーメン』では読み切りで終わったお話でしたが、読者さまのリクエストにより、続編を書きました。
 来週以降、②、③と続けて配信する予定です。






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osamukodama

Author:osamukodama
小玉オサム
今は亡き『さぶ』でデビューしてなんと26年目! ゲイ雑誌各誌に小説をのせてもらって四半世紀経ったということ。いつのまにか休刊した雑誌の方がずっと多くなってしまい……。時代……。この間、鏡を見たら耳から盛大に耳毛が飛び出していた! 時代……。

旧ブログ http://kodamaosamu.blog48.fc2.com/
リンク欄にリンク張ってあります。

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