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『男の運転法』








アマゾンKindleストアで配信はじまりました。


『男の運転法』


   ★ ★ ★

 バスが動きだしても、二人は運転席のすぐそばにとどまっていた。次の停留所で客を乗せた後、サラリーマンが体をかがめておれの耳元にささやいた。
「しごいてみせろよ」
「え?」
「俺たちが壁になってやるから、ズボンの上からしごいてでかくしろよ」
 おれは信号でバスをとめると、サラリーマンを振り返った。スラックスの上からでも、すでに勃起しているのが見て取れる。学生の方はあらぬ方向を見つめていた。
「こいつもあんたが興奮してるとこ見たいってよ。ズボンの上からだけだ。いいじゃねえか」
 おれは他の客が不審がっていないか、はらはらしていた。けれど、サラリーマンの股ぐらの膨らみを見た時から、体の方が勝手に反応しはじめていたのだ。おれのナニは信号が青にかわるまでに、完全にかたくなっていた。
「朝から威勢がいいな、その調子だ」
 おれはバスを発進させた。ギヤを切りかえると、思い切ってズボンごしにナニをつかむ。
「はあ……」
「もっとごしごしこすってみろよ」
 おれは言われるまま、制服ズボンの上からナニをぎゅっぎゅっと握り締めた。せつない感じが背中を駆け昇り、尻の穴がムズムズしてくる。カーブを曲がったところで、また信号につかまった。そのすきに振り返ると、学生と目があった。上気した顔でじっとおれを見つめている。おれはなんだか急に恥ずかしくなった。そこでサラリーマンに肩をたたかれた。
「青だぜ」
 おれはハッとしてバスを動かした。急発進に車内が少し騒めく。次の停留所まで五十メートルもなかった。
「事故おこすなよ。俺たちは後ろでよろしくやってるからな」
 停留所でバスをとめると、おれは車内をミラーで見回した。二人はずっと後ろの方まで移動していた。

   ★ ★ ★




 三十代がっちり体型のバス運転手が乗客の中年サラリーマン、ガタイのでかい大学生と……。

 シンプルなゲイ官能小説。読み切り。
 制服が好きなあなたに。

 初出『ジーメン』。









また新作制作。





今度は自分用です。
でも、荷物を入れると口が開き気味になるから、
口を閉じられるようにベロをつけなおす予定。

























































時間をかけて書いたストーリーのある続き物の小説より、
正直あまり手間のかかっていない
こういう設定ですよ! エロいよ~、
という読み切りの方がやっぱり出るんですよね。

わかっているけど、複雑な気持ちになる……。

でもそれって売り方の問題。

時間をかけて書いたストーリーのある続き物を、
わかりやすくて一目でエロそうと思わせるシンプルな小説として売り出せばいいのかな……。
なんか微妙に嘘ついてるような感じになる?

ギリ、嘘の宣伝ではないよな、という程度の演出ならいいかな……。









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コメント

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[C73] Re: お疲れさまです。

いつもありがとうございます。
そうですね、そういうキャラが出てくる話というと、いま調べたかぎりでは、
性悪舅 ‪http://amzn.to/2fMR1Dg
性悪婿 ‪http://amzn.to/2fYIc7H
先生の味 ‪http://amzn.to/2fYQ09p
この三つくらいでしょうか……。(性悪婿は3まであります)
でも、求められているものと、ちょっと違うかも……。

ほかにもその手のキャラが出てくる話はいくつか書いてきたはずですが、まだ配信してない状況です。
今後、雑誌SM-Zに書いた小説も順次、配信していく予定ですので、そちらもよろしくお願いいたします。
  • 2016-12-02 15:49
  • osamukodama
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osamukodama

Author:osamukodama
小玉オサム
今は亡き『さぶ』でデビューしてなんと26年目! ゲイ雑誌各誌に小説をのせてもらって四半世紀経ったということ。いつのまにか休刊した雑誌の方がずっと多くなってしまい……。時代……。この間、鏡を見たら耳から盛大に耳毛が飛び出していた! 時代……。

旧ブログ http://kodamaosamu.blog48.fc2.com/
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