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『ろくでなし③(全三話)』












アマゾンKindleストアで配信はじまりました。



『ろくでなし③(全三話)』



   ★ ★ ★

 枝口さんの手が、カウンターの下でおれの太ももを撫でていた。もちろんすぐに振り払おうと考えた。だが枝口さんの焦ったような顔を見て、動けなくなった。きっと金が必要なのだ、どうしても……。
 ここしばらく互いの時間があわなくて、里田とは会っていなかった。当然だが、マスをかくような時間はない。だから枝口さんの熱い手の平に撫でられたら、すぐにスラックスの中で一物が膨らみだした。人が大勢いる居酒屋の中で、枝口さんは半勃ちにまで膨らんだおれを外に引っ張り出した。店の中でも奥まった場所にある、カウンターの端の席。だから男二人が多少身を寄せ合っていても、目立つことはなかった。おれはジョッキに手をかけたまま、ゆっくりとしごかれる自分の一物を見下ろした。

   ★ ★ ★




 ろくでなしの不良少年が出所して会社を興す。
 成功したビジネスマンとなるが、過去に追われ……。

 一人の男の十代から五十代までを描いた、ゲイ版一代記小説の最終話。

この最終話では過去に登場したいろいろなキャラクターが再登場します。


 初出『ジーメン』









この一週間でもっとも感動したことを書きます。



涼しくなってきて、犬も歩くのが楽なようで、
夏の間はまったく寄りつかない方の散歩コースに出たんですよ。

で、近所の高校のすぐわきを通ったんですが、
ほんと目と鼻の先でラグビー部の男子たちが練習してたんですね。

ラガーマンとはいえ、高校生はまだ体も小さいし……、
なんて考えていたんですが、
実物を見ると、
「ぶってえ!」
って感じなんですね。

素敵だった……。

夢をありがとう。


ちなみに練習を指導していたコーチっぽいおじさんがいたんですが、
それがまたラグビーボールを縦にしたような体型をしていて
モテそう~、って感じでした。





以上です。




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osamukodama

Author:osamukodama
小玉オサム
今は亡き『さぶ』でデビューしてなんと26年目! ゲイ雑誌各誌に小説をのせてもらって四半世紀経ったということ。いつのまにか休刊した雑誌の方がずっと多くなってしまい……。時代……。この間、鏡を見たら耳から盛大に耳毛が飛び出していた! 時代……。

旧ブログ http://kodamaosamu.blog48.fc2.com/
リンク欄にリンク張ってあります。

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