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『続・先輩とオレ あの時のピロートーク』






アマゾンKindleストアにて配信はじまりました。


『続・先輩とオレ あの時のピロートーク』





   ★ ★ ★

 三人でおしゃべりするのは楽しかった。彼女さんは話のうまい人だし、だけどでしゃばるわけでもなく、感じのいい人なのだ。一時間くらいのんびりした後にスーパーで買い物をして、そのまま先輩のマンションまでついていった。彼女さんはキッチンに立ち、オレと先輩は先にビールをもらってダラダラした。先輩がテレビをつけた。バラエティがやっていて、それを見ながらぽつりぽつり、どちらともなく話をする。オレは座椅子に普通に座っていた。斜め横で先輩は座椅子を倒して、寝転がってテレビを向いている。すぐそこに先輩のでかいケツが見えていた。
 ビールをもらっていたといっても、酔っ払うほどじゃない。だいいち、オレは酔ったからって普段とほとんど変わらない体質なのだ。なのに手が伸びていた。気がついた時には、先輩のケツを撫でていたのだ。
「う?」
 先輩はぎょっとした風に体を震わせてオレを振り返った。だけど、それ以上、なにも言わなかった。オレの手をのけるようなこともしなかったのだ。ただ、キッチンの様子をうかがって、彼女さんがこっちに気づいていないことを確かめていた。
 オレは先輩のケツの谷間に指先をすべらせた。マンションに帰ってきて、先輩はすぐに薄手のスウェットズボンにはきかえていたから、谷間の奥を探ると生々しく穴のくぼみやふくらみが指先に伝わってくる。
「ふっ、く……」
 先輩の体がビクッと震えた。スウェットの前も膨らんできている。オレにケツを触られて勃ってきたのだ。オレはもちろん興奮していた。ムラムラきたから触ったのだ。だけど、自分のしていることがまだ信じられなかった。
 なにしてんだろ、オレ?
 いまさら動揺していた。なんでこんなことしてるのか。この五年近くの間、先輩はオレにとって一番のズリネタであり続けた。だけど、それがなんの言い訳になるのか。すぐそこに彼女さんだっているのだ。

   ★ ★ ★


 学園時代、ほんの一時、男同士で関係を持った先輩とオレ。お互いに自分がゲイだとは夢にも思わなかった。あの時はたまたま偶然に偶然が重なってあんなことになってしまった、ずっとそう考えてきた。
 しかしそれから数年が経ち、大学生となった二人が再会して……。


 ノンケでありながら男同士のセックスに燃えてしまう先輩と、そんな先輩に淡い想いを抱いている主人公のせつない関係。体はつながっても心は重ならない。心持ちは女好きでありながら、男に責められてもだえ狂う、雄々しいノンケ先輩の淫ら。


 ゲイ官能小説。書き下ろし作品。

『先輩とオレ 男同士のピロートーク』B01GU95WPM の続編。
『続・先輩とオレ』から読んでも問題はないと思います。








これの前の話にあたる『先輩とオレ 男同士のピロートーク』



実はあんまり人気がなかったのです。
若い男の子同士の話だし、
「先輩」という言葉が入っているだけでそれなりに引きがありそうと思っていた割に……。

しかし自分では気に入っていた話なので、続編を書いてしまいました。
売れる、売れないにかかわらず好きに書けるのは書き下ろしのいいところ。

……しかしやはり売れて欲しい。


まあ、どちらも読み放題サービスに入っているタイトルなので、
そっちで読んでいただけたらそれで十分。

……しかし本当は普通に買い取って欲しい。









旅行に行ってきました。

のんびりダラダラするだけの旅行だし、毎度のことながら一人なので、
写真もろくにありません。

その中でも何枚か思い出としてここに。





高層ホテルからの眺め




幻想的。この写真だとわかりづらいけど右奥の方に真ん中に穴の空いたビルがあってイスラーム風




午前中にいつも戦闘機が飛んでいた模様。不穏だけどかっこいい




これも毎日飛んでたのか、それとも国の記念日にあわせたものか
ヘリコプターからつるされているのは国旗




ドリアンの餡が入ったパン
今まで食べたドリアン加工品の中で一番おいしかったかも
ほとんどドリアンそのままなクリーム。すばらしい





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osamukodama

Author:osamukodama
小玉オサム
今は亡き『さぶ』でデビューしてなんと26年目! ゲイ雑誌各誌に小説をのせてもらって四半世紀経ったということ。いつのまにか休刊した雑誌の方がずっと多くなってしまい……。時代……。この間、鏡を見たら耳から盛大に耳毛が飛び出していた! 時代……。

旧ブログ http://kodamaosamu.blog48.fc2.com/
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