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『父と息子の性教育 パート4』








『父と息子の性教育 パート4』

   ★ ★ ★

 濡れた体のままタオルだけつかんで廊下に飛び出し、寝室まで逃げてきた。襖に鍵はかからないが、とにかくぴったりと閉めて押さえつけた。
 追いかけてくる気配はなかった。
 それでもハラハラとした気持ちのまま、俺は手早く体を拭いた。頭をこすっているところで気がついた。口の端というか鼻の横の辺りに、イカ臭いような匂いがへばりついていた。息子の匂いだった。ほんの一瞬のことだが、あれはべったりと俺の顔に貼りついたのだった。風呂であたたまっていたはずなのに、なぜか焼けるように熱く感じられた。
 息子の義則には彼女がいる。しかし女一人では持てあますほど、あいつは性欲が強いらしい。いつか性犯罪を犯すのではないかと義則は自身を恐れていた。彼女がうちに遊びにきた夜、生理を理由にセックスを断られた息子は収まりがつかなくなり、親の俺に抜いてくれとたのんできた。あの時、どうして自分は従ってしまったのか。義則はAVを借りてきて、また俺にしごけと迫った。そして俺まで息子にしごかれてイカされた。
 悩む息子のためとしかたなく手助けしたことが、どんどんエスカレートしていったのだ。

   ★ ★ ★



 第四弾まできました。
 今回は山さん親子編です。
 時間軸的には『父と息子の性教育パート2』B00XB0K4XEの続きとなります。

 もはや教育的内容はほとんど含まれていません。
 性欲の強すぎる息子に翻弄される父の姿に焦点を当てています。

 書き下ろし小説。



旅行に行ってきました。
またバンコクで一人だらだらするだけの旅行。

日頃の介護生活から離れてリフレッシュ、
というのが目的なので、
昼から飲んだりお風呂入ったり、
本読んだり、買い物したりの毎日……、

の予定が、二日で飽きて、
午前中はいつもどおりに原稿書き。

というわけで、パート4も書き上がり、
旅行の最終日、ハノイで乗り継ぎ時間が四時間もあったので、
ラウンジで手直ししてアマゾンに申請。

たいていは申請してから半日は販売開始にならないのが、
二時間もしないうちに、なんとなく気になって確認したら
すでに販売されていて、あわててツイッターで宣伝告知。

その夜だったか、翌日だったか、
アマゾンからメールがきた。

『父と息子の』シリーズはパート1とパート2は
こちらの申請どおりにアダルト扱いされず、
おかげでボーイズラブ小説のカテゴリーに登録してもらっていた。

それが、パート3では内容のせいかアダルト認定された。

しかし今回のパート4は、はじめ、アダルト認定されず、
ボーイズラブカテゴリに入れてというこちらの申請も通った。

ところがそれから半日もしない内に、
「アダルト認定されました」というメールが。

しかも過去にさかのぼって調べられたらしく、
もう何ヶ月もアダルト扱いされていなかった
パート1とパート2も一緒にアダルト認定。

というわけで、このシリーズ、全編アダルトになりました。

はじめから全部アダルト扱いでももちろんいいんですけど、
ボーイズラブのカテゴリーじゃないと
見つけてもらえない場合もありそうで……。

前にも書いたと思うんですけど、
中にはアダルト認定されながら、
同時に、
ボーイズラブカテゴリーに残っているものもあるんですよね。
(もうはずされてるかもだけど……)

たとえばボーイズラブカテゴリーにある小説が清く、
アダルトにある小説はエロエロ、
という線引きならば納得できるんだけど、
ぜんぜんそんなことないんだろうし。

いっそ、アダルトカテゴリーの中に
ボーイズラブが入ればいいのに。




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osamukodama

Author:osamukodama
小玉オサム
今は亡き『さぶ』でデビューしてなんと26年目! ゲイ雑誌各誌に小説をのせてもらって四半世紀経ったということ。いつのまにか休刊した雑誌の方がずっと多くなってしまい……。時代……。この間、鏡を見たら耳から盛大に耳毛が飛び出していた! 時代……。

旧ブログ http://kodamaosamu.blog48.fc2.com/
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