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『続・先生の味』







アマゾンKindleストアにて配信はじまりました。

『続・先生の味』



★★★★★

 山田は教壇で腕時計を確認した。
「よし、終了だ。こら、終わりだぞ、鉛筆おけよ。……周作、答案用紙集めて職員室に持ってきてくれ」
 授業終わりのチャイムが鳴った。山田は周作の方を横目に見ながら教室を出て行った。
 周作は答案用紙をみなから回収した。昼休みの時間で、廊下には生徒たちがあふれ、たのしげな声があちこちから聞こえてくる。その中を周作一人、暗い顔で歩いていく。職員室はむしろ人気が少なかった。担任を持っている教師の中には教室で生徒と弁当を食べるようにしている者もいるし、学食を利用する者も多い。
「失礼します」
 周作は挨拶してから職員室に入っていった。教室二つ分ある広い職員室の中に、山田以外には教師は二人しか残っていない。その二人とも授業の準備でもしているのか、机に向かっていて顔を上げることもない。嫌な予感がした。周作は山田の机に答案用紙をおくとすぐに立ち去ろうとした。しかし山田の手が周作の手首をつかんで逃がさなかった。
「見てみろ、周作」
 山田が囁くような声で言いながら、スラックスのファスナーを下ろした。職員室の中で教師が勃起した一物を外に引っ張り出したのだった。いくら座っていてまわりからは見えないとはいえ、信じられない行為だった。周作は自分の方が恥ずかしくなって体を熱くした。
 山田は得意げな顔で周作を見上げていた。椅子に座ったまま大きく股を広げ、スラックスからはみ出した肉色のものをヒクヒクと震わせ、指で皮をむいてみせた。周作の戸惑った表情を楽しんでいるのか、ニヤニヤと笑いながら、皮を戻したりむいたりを繰り返した。
「テストのここんところ、お前、わかったか? ほら、ここだよ」
 山田はわざと大きな声で話していた。他の教師たちに聞こえるようにだ。そうして周作の手を引いて自分の一物を握らせた。
 周作の手の中で、中年教師の一物が熱く、かたく張り詰めた。

★★★★★


 むさ苦しくガサツな中年教師山田元重が、教え子の佐々木周作を襲う陵辱ゲイ小説『先生の味』(B00AVLN7R6)の続編。

 身勝手な中年教師が、大人しい生徒を好きなように犯したりなんだりする倫理的にはひどい物語ですが、最後は不思議とあたたかい雰囲気で終わります。

 先生にいろいろされたかったあなたに。

 書き下ろしゲイ官能小説。







予告です。

おそらく今週後半にデジケット・コムにて、
書き下ろし小説『よし坊とおっちゃん3』
の配信をはじめるつもりでいます。

大学生になったよし坊と語り手の幼なじみのお話になりますが、
小学生だった頃と、中学生だった頃の回想エロスシーンもあり。

せつなくも官能的な少年愛小説。

このシリーズもこれにて完結。





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osamukodama

Author:osamukodama
小玉オサム
今は亡き『さぶ』でデビューして27年目に入りました。ピンとこない。だけど鏡を見るとそこにはおじさんがいるから間違いないんだよね。保湿につとめていきたいと思います。

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リンク欄にリンク張ってあります。

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