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『鉄砲 中編(全三話)』と『よし坊とおっちゃん2』





アマゾンKindleストアにて配信はじまりました。


『鉄砲 中編(全三話)』

★★★★★

 紺野の軽口に何か言い返すべきだと思っていた。だけどなんでだかこの男、憎めないところがあるのだ。天真爛漫というか、裏がないというか、やっぱり良人と似ている。ニヤニヤ笑いながらおれの手を引いて個室に押し込むと、さっさとスラックスを下げておれにケツを向けてきた。
「あ」
 裸のケツを見せられたら、おれだって男なのだ、たまらなくなる。思わず撫でつけると、そのしっとりした肌の感触に驚いた。島根さんは毛深いからケツにも毛が生えているし、倉田のおじさんと比べてもまるで違う手触りなのだ。おじさんだって年の割にきれいなケツしてるんだけれど、紺野のケツは若いから吸いつくようなもち肌で、触れただけでなんだか熱いものがこみあげてくる。きっと七年前はもっとみずみずしいケツだったのだ。だけどあの頃はなんとも思わなかった。それが当たり前と思っていたから。だけど今はこの感触が男をどんな気分にさせるのかよくわかる……。
「いいケツしてるなあ」
 思わずため息ついて何度も撫で回してしまった。紺野は振り返って、まんざらでもなさそうにニヤニヤしながらおれをせかした。
「おじんみたいな触り方するんだな、君」
「悪かったな」
「じっくりしてくれるのもうれしいけど、あんまり時間かけるとやばいんじゃないか?」
 そうだった。島根さんだって、他のお偉いさんだって待たせているのだ。おれは紺野の頭をつかんでかがませた。
「う、乱暴だな、くそ、……んう」
 ほとんど強引にしゃぶらせた。そのくらいしてやった方がいいと思ったのだ。紺野は渋々といった顔でおれのを頬張った。だけどいったん口に入れると頬を赤くしてうっとりした表情を浮かべる。鼻息荒くしてたっぷりと唾をまぶすと口を離した。
「はあ、くわえてもでかいのがよくわかる。でもどうせなら後ろの口でくわえたいよ」
 口の周りを唾だらけにしたまま紺野が見上げていた。おれはムラムラきて、紺野を起こして壁に押しつけた。もちもちしてふっくらしたケツをもう一度撫で回し、尻たぶを左右に開く。赤黒いすぼまったケツの穴を見て、たまらず吸いついた。

★★★★★


不幸な事故を起こし、東京へ逃げた青年。
もう二度と鉄砲には触らないと決めていたはずが、銃砲店に勤めることになり、そこで知り合った客に誘われて射撃場へ。
猟師の祖父に仕込まれた腕と才能が青年を再び鉄砲と向き合わせる。

射撃をやりなさいと応援してくれた年上の紳士、地元のおじさん、県人会に勤める同い年の男、選手村で同部屋になった警察官、さまざまな男たちと関係を持ちながら、青年はついにオリンピックの晴れ舞台へ……。


ゲイ官能小説。
初出『ジーメン』。
三回連載だったものの中編。











[小玉オサム文庫] の【よし坊とおっちゃん2】


デジケット・コムにて配信はじまりました。


『よし坊とおっちゃん2』


田舎の旧家を舞台にした『よし坊とおっちゃん』の続編。

お抱え運転手の「おっちゃん」と男同士の関係を持っていた○学生のよし坊。
しかし父に秘密を知られ、おっちゃんは追い出されてしまった。

その後、父の会社は倒産し、父も死に、よし坊は母方の祖父の家に引き取られる。

○学生になったよし坊は祖父に折檻されてばかりな毎日を送っている。
尺八を強要され、執拗なまでに肛門を指でいじられる。
身勝手な祖父が憎いよし坊だったが、他に行く当てもなく……。

ある時、祖父の使いで出かけると、駅前で見覚えのある男と行き会う。
それはあの「おっちゃん」だった。



ハゲた祖父に性的な折檻を受ける○学生の物語。

孫の肛門に対する祖父の異常な執着心もみどころになってます。

書き下ろし作品。

せつなくも猥褻な少年愛ゲイ官能小説。



○学生男子が好きな方と、中年男性、また、精力はまだまだ衰えないドSな初老男性の好きな方に。






そして本日、新春けもケットでサークルHide&Seekの新刊が出ます。

場所はG-24

『BRUNO vol.4』
漫画、小説、イラスト本『BRUNO VIVA SPA!』

アリスブックス、デジケットなどでも販売されると思うので、
会場にお越しになれない方はそちらでよかったら。








夕べお風呂に入ったら、手の甲に何カ所も身に覚えのないかさぶたを発見。
年をとると怪我をしても気づかない場合がある、という話を思い出した。






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osamukodama

Author:osamukodama
小玉オサム
今は亡き『さぶ』でデビューして28年目に入りました。かなり本格的なおじさんになっているはずなんですがピンとこない。と思っていたら鼻毛が飛び出していた! 耳の中もサワサワするから耳毛チェックしないと。スマホに接続して使える内視鏡みたいなやつを前に買ったの使って確かめないといけないとここ数日考えているんですが、面倒で放置しています。この怠惰な心こそがおじさんになったことを証明しているのかな。
ブログ http://kodamaosamu.blog48.fc2.com/
リンク欄にリンク張ってあります。

僕のこと買ってよ

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