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『俺たちと先生 後編(全三話)』と『よし坊とおっちゃん』





アマゾンKindleストアにて配信はじまりました。


『俺たちと先生 後編(全三話)』


   ★★★★★

 二分か三分、二人とも黙り込んだまま時が過ぎた。不意に、山岡がじっと俺の顔を見据えてきた。それも、ニヤッと笑いながらだ。
「なあ、もうずっとやってないよなあ? どうだ、やらないか」
「え?」
「その、ケツ犯ってくれよ?」
 冗談にしてもひどすぎる、と思った。だけど、山岡はもう笑っていないのだ。まじめな顔で、恥ずかしそうに頬を赤くしている。俺が見返すと、目を逸らし、太ももの上で拳を握っている。なんとか雰囲気で持って行こうと思ったのに、通じなくて焦っているって雰囲気だった。
「先生……」
「佐野、……駄目か?」
 かなり考え抜いた上で誘ってきたのは間違いなかった。それだけ追いつめられていたってことだ。一度覚えた男の味が忘れられないってことか……。こんなこと、ほんとにあるのかよ?
「……これでいいか、佐野? 入りそうか?」
「え、うん」
「なあ、大丈夫だよな? うう」
 欲しいと言うから裸にして、足を抱えさせたのに、山岡はうるさいくらいに話しかけてきた。俺はそれを無視して、山岡のケツの穴に指を出し入れさせる。ずるり、ずるりと濡れた指が粘膜に絡まってひっかかり、また滑って引っかかる。毛におおわれた赤黒い穴に自分の指が食い込んでいるところを見ていると、俺も興奮してきた。山岡のちんぽはけっこうでかいのだ。それが出っ腹に貼りついてビンビンと脈を打っている。汗とコロンのまじった匂いもするし、たとえ相手がまるきりタイプでなくたって、反応するのが普通だろう。きっと若いからだ、と自分には言い聞かせていた。あと五年もしたら、こんなおっさん相手じゃ勃たなくなる。今だからできること。
「やるぞ」
「おう、入れてくれ、うっ、はああ、きついぞ、きつい、間があいたからか?」
「自分で指入れたりしなかったのかよ?」
「バカ、そんなことできるわけないだろうが」
 山岡はごつい顔を険しくして呻いていた。その顔を見下ろしていると、さっき言われた言葉が耳元に戻ってくる。お前見てると弟思い出すんだよ……。弟が兄貴のこと犯したりするか、フツウ? そんなこと考えながら、俺はぐっと腰を突き出した。
「はあっ、佐野、入ったぞ、全部入った、ふうう、」
 まさか自分の部屋でこんな年上の奴を犯すことになるなんて、不思議だった。山岡の顔の横にはお茶と菓子ののったお盆が転がっているのだ。俺はなんだか妙に興奮していた。

   ★★★★★




 生徒二人と中年教師、奇妙な三角関係を追った物語の終着点。

 少年は青年となり、大人になっていく。

 ゲイ青春官能小説。

 初出『ジーメン』。

 全三話の最終話。








[小玉オサム文庫] の【よし坊とおっちゃん】


デジケット・コムにて配信はじまりました。


『よし坊とおっちゃん』


長く続いた田舎の旧家。
その跡取り息子であるよし坊はまだ○学五年生。
家には専属の運転手がいて、よし坊はいつも「おっちゃん」と呼んでいた。

ある夜、父がおっちゃんを犯している姿を覗き見たよし坊は、驚き戸惑いながらも異様な興奮を覚えてしまう。
その翌日、夕べ見ていただろう?とおっちゃんに迫られて……。

冴えない使用人の中年男とぽっちゃり体型のお坊ちゃん、その恋と性愛を描いた物語。


書き下ろし作品。
せつなくも猥褻なショタゲイ官能小説。




ショタが好きな方と、中年男性が好きな方、両方にお送りします。




『よし坊とおっちゃん』ですが、
子どもと大人がいろいろする話なので、
デジケット・コムでの専売です。

アマゾン様での配信はたぶんしないと思います。
『塾をサボった男の子』の時と同じ。

よし坊は続きを書く予定でいます。
中学生になったよし坊がいろいろされるお話。
二月頭くらいに配信できればと考え中。
早ければ一月中旬かもしれないけど。





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osamukodama

Author:osamukodama
小玉オサム
今は亡き『さぶ』でデビューして28年目に入りました。かなり本格的なおじさんになっているはずなんですがピンとこない。と思っていたら鼻毛が飛び出していた! 耳の中もサワサワするから耳毛チェックしないと。スマホに接続して使える内視鏡みたいなやつを前に買ったの使って確かめないといけないとここ数日考えているんですが、面倒で放置しています。この怠惰な心こそがおじさんになったことを証明しているのかな。
ブログ http://kodamaosamu.blog48.fc2.com/
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