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『弁護士 隈吉源三⑪ 吉田警部の酔いどれ紀行』と『握り心地』

アマゾンKindleストアにて配信はじまりました。『弁護士 隈吉源三⑪ 吉田警部の酔いどれ紀行』★★★★★ 目頭が熱くなってあっという間に目の前が見えなくなった。涙があふれて、まるで水の中で溺れたようだ。「よしてくれよ、泣かなくたっていいだろ。俺が泣かしたみたいに見えるじゃないか、吉田さん」 先生があわてた顔で言った。なだめるように両手をあげて降参のポーズをとるもんだから、よけいに先生がオレを泣かしたようにまわ...

『不良生徒』と隈吉シリーズ新作予告

アマゾンKindleストアにて配信はじまりました。『不良生徒』★★★★★ 机の上に転がったいろいろのものを見て、私は言葉を失った。それは私が予想していた不良生徒の持ち物、たとえば煙草やシンナーや酒やナイフや、そういった子供じみたアイテムとは明らかに異質のモノだった。地味なパッケージのコンドームの箱、「love oil」とロゴの入った得体のしれない半透明のチューブ、ピンク色のイチジク浣腸に、革製のこれは……、手錠? す...

『トンネル』と『嗅ぐ極道 小玉オサム作品集27』

アマゾンKindleストアにて配信はじまりました。『トンネル』★★★★★「おい、これ、冗談だよな? たのむからはやいとこほどいてくれ、なあ、冗談だろ? 怖がらせようとしてるだけだよな?」 気持ちばかり焦って男たちの顔をひとつひとつ見ていった。だがみながみな、にこりともせず顔を見合わせていた。察しの悪い奴だな、と誰かが言っていた。「じゃあ、誰からやる?」「海の上じゃねえんだから、年の功ってのはなしだぜ」「だっ...

『相棒』

アマゾンKindleストアにて配信はじまりました。『相棒』★★★★★ 深夜の公園の中だというのに、不思議なほど人の気配があふれていた。 オレは何かがおかしいと感じながら茂みの中を進んだ。もちろん武田晃三を追いかけるためだった。先輩を車に残してきたのがもう十分以上前。なんでターゲットが夜の公園なんかに立ち寄ったのか不思議でならなかったけれど、こんなさびしげな公園のあちこちに人がうろついているってことは、何か意...

『海外赴任 後編(全三回)』と『エロすぎる弟』

アマゾンKindleストアにて配信はじまりました。『海外赴任 後編(全三回)』★★★★★「んっ、ううっ、壱枝、感じるぞ、イイ……」 田山さんのそこは汗の味がした。だが、きれいにしてあるようで匂いはない。私は両手で穴を左右に引っ張り、中の粘膜までじっくり観察した。濡れて光るところに舌先を這わせ、反応を見る。あらためて見ていると、ここがとてもいやらしい性器なのだということに気づかされた。「指、入れますよ?」「おおう、...

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osamukodama

Author:osamukodama
小玉オサム
今は亡き『さぶ』でデビューして27年目に入りました。ピンとこない。だけど鏡を見るとそこにはおじさんがいるから間違いないんだよね。保湿につとめていきたいと思います。

旧ブログ http://kodamaosamu.blog48.fc2.com/
リンク欄にリンク張ってあります。

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