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『性欲処理同好会』





アマゾンkindleストアにて配信始まりました。


『性欲処理同好会』


★★★★★

「どうも、元は無理矢理だったらしいんだ、最初はな。部活の先輩連中に遊ばれたっていうか、処理係っていうの?」
「はあ」
「それが大学終わってリーマンになってからもまだ続いてるってことさ」
「嘘だろ、そんなの」
「ま、見りゃわかるから」
 谷が一番奥の戸をたたいた。中から返事はないが、谷はさっさと戸を開けた。狭い玄関には革靴やスニーカーが何足も脱ぎ散らかされていた。仕方なく、おれと谷は外で脱いで、靴を持って中に入った。
 入ったとたん、息を飲んだ。玄関がそのまま四畳半の台所になっていて、となりの六畳とつながっているのだが、豆電球しかついていない暗い部屋の中に、男たちがひしめいているのだ。全部で六人、おれたちを入れて八人の男がいた。みなまちまちの格好をしているが、一人をのぞき、服は着ていた。なのに部屋の中には男の臭いが充満しているのだ。汗とか、体臭とか、酒臭い息の匂いだとかでムッとしている。
「あいつか……」
 おれは思わず小声でつぶやいた。一人だけ、裸で畳に膝をついている男がいた。そいつのまわりに三人の男が立ち、ズボンからちんぽを突き出させ、かわるがわる男にしゃぶらせていた。そんな光景、生まれて初めて見るものだった。そりゃ、エロビデオの中でなら見たことあるけど、あれはもっと明るい場所だし、カメラマンとかスタッフとかいろいろ外野がいるのが雰囲気でわかる。そういうのとはぜんぜん違っているのだった。なんだか殺気立っていた。みんな、自分の順番はまだかと焦っているのが伝わってきた。

★★★★★


 一人の男をみなで輪姦す。
 友人に誘われて秘密の同好会に参加した主人公。
 一人の奉仕役にみなでしゃぶらせたり、輪姦するその様子にひどく興奮するが……。

 ゲイ官能小説。
 初出『バディ』。
 掲載時は武古田征男名義で発表。

 複数プレイのシンプルポルノ。





























どうして彼岸花っていきなり出現するんですかね。

先々週のお彼岸前まではまるで見かけなくて、花が咲く前の茎も見つけられなかったんですよ。

だから、除草剤が根っこから枯らして絶滅したのかな?と思っていたのに、数日前からいきなり咲き出した。

いきなりビヨーンと茎が伸びていきなり咲くんですかね。



ちょうど一年前になるんですけど、うちのパグ犬が死んだんですよ。
16歳でした。

パグとしてはかなりの長寿で苦しむ時間も特別長くはなかったと思うしもう一年経ったけど、思い出すとまだ泣いてます。

パグってちょうど人間の赤ちゃんくらいのボリュームなんですよ。
だから、あの子を抱いて運ぶ度に、ちょっと臭いおでこにキスをして「ぼくの赤ちゃんだ」と囁きかけた。

キモい、と思われそうだけど、犬を愛する人ならわかると思います。

犬ってずっと子どもでいてくれるんですよね。
死ぬまで子どものまま。

そこがほんとにかわいいとこなんだけど、それだけにつらい。




『感じる上司』





アマゾンkindleストアにて配信始まりました。


『感じる上司』


★★★★★

 どうしてそんなこと気にするのか。しかしうるさいからこたえるしかない。
「自分はたいてい入れる方です」
「ほんとか? 見栄張ってんじゃねえのか」
「こんなことに見栄張ってどうすんですか。だいたいなんでそんなこと聞くんです」
「いや、ちょっと気になってな……、なあ、たとえばの話、わしみたいのはどうだ? 相手できるか?」
「はい?」
 びっくりして、パトカーを停めて部長の顔をまじまじと見つめてしまった。
「もう一度お願いできますか」
「だから、タイプってやつだよ。わしみたいのは抱けるのか?」
 ノンケにホモとバレるとこういうのが面倒くさいと聞いたことはあった。変な目で見るなよだとか、迫られたら迷惑だとか困るだとか、気持ちが悪いだとか……。だいたいさっきは女役とか女の格好してるのかとか言ってたくせに、いざ自分のこととなると話が変わっているわけで……。
 しかし、相手がたとえば不細工なノンケだったら、襲うなよ~、なんて冗談でも言われたくないものだが、菅田部長は実際のところかなりホモ受けする見た目なのだ。おれも前からいいなあとそういう目で見ていたし、とくに気持ち悪がられている様子でもないから、どう返していいのか迷ってしまう。
「部長、これ、セクハラですよ」
「なんでだ! 男同士だぞ!」
 この部長はセクハラという言葉に敏感なのを忘れていた。以前、部下の女性巡査の肩を抱き寄せたことがあり、問題視されたのだ。結局、不問になったが、親愛の気持ちをあらわすためのものをセクハラと言われるのは心外だと部長は本気で怒っていた。
「男だからとか女だからとか関係ないんです、セクハラはセクハラ」
「うるせえ男だなあ」
 そう言いながらもちょっと反省した風だった。頭をかくその仕草が男っぽくてかわいかった。だからつい、おれも言ってしまったのだ。
「まあ、部長はタイプですよ、モテる見た目だし」
「ほんとか!」
 妙にうれしそうだった。男でも女でもとりあえずモテたいらしい。ニヤニヤ笑って聞いてきた。
「お前、わしに惚れてるのか?」
「自意識過剰。勝手なこと言って」
 二人でゲラゲラ笑った。おれはまた車を出した。大通りに出るところで部長に言われた。

★★★★★


中年警察官の主人公。
ノンケのスケベ上司にゲイであることがバレて……。

ゲイ官能小説。
初出『サムソン』。









サムソンには二十代の半ばくらいから小説を掲載してもらっていたんですけど、四十になるかならないかの頃に一度、関係が途切れてしまったんですよ。

言うまでもないことですが、僕が関係を切ったわけではないです。
切られたというか、干されたというか……。

で、豊満では使ってもらっていたんですけど、豊満も休刊になって、またサムソンで書かせてもらえませんかと豊満の担当編集者様にしつこくお願いしていたら、またちょっとだけ使ってもらえることに。

その復帰作の第二弾がこの『感じる上司』でした。


『おれの親父はスケベだ⑤』





アマゾンkindleストアにて配信はじまりました。


『おれの親父はスケベだ⑤』


★★★★★

 狭い便所の個室に男三人で詰めていた。おれと旦那さんはチンポ丸出しの格好のままだ。それを瑠璃海が間近にジロジロと見下ろしながら、なんと自分までズボンの紐をといていく。瑠璃海はシェフシャツにシェフパンツ姿のままだった。油で薄汚れたパンツを膝まで下ろし、下着パンツまで下げてあのデカチンをつかみ出す。まだ半勃ちなのに、やっぱりすげえボリュームだった。
「君は……?」
 旦那さんが聞いた。瑠璃海の顔とチンポを交互に見ている。瑠璃海の指がチンポをつまんで皮をむいたりかぶせたりして、完全に勃たせるところを食い入るように。
 おれは瑠璃海の顔をにらみつけているつもりだった。だが瑠璃海の方は余裕のニヤケ顔だ。
「自分、弟です。兄貴からすげえエロいパパがケツ掘られたがってるって聞いて、ガマンできなかったんで来ました」
「兄弟? 本当に?」
 旦那さんはおれの顔も見た。だけどすぐにまた瑠璃海のでかちんに目を戻す。もう完全に勃っていた。個室に男三人入ってるから、影だらけで薄暗くなっている中で、肉色に光る太くて長いチンポは存在感を増していた。
 とんでもない状況なんだってよくわかっているはずなのに、圧倒されてしまっていた。
 おれも、旦那さんもだった。二人して、瑠璃海の股間を見下ろしていた。こいつのチンポは武器なのだ。男好きの男を惑わせる力のある、強力な武器。
「……つまり、君も入れてくれるんだね? ここに?」
 旦那さんは自分から瑠璃海にケツを向けた。ついさっきおれがつけた種が穴から滲みだしている。瑠璃海はおれと目を合わせながら腰を突き出して、旦那さんのケツにデカチンをこすりつけた。
「あーっ、入る、入る、おっきい、おっきいよ……」

★★★★★

 大学三年生の正志。
 両親は離婚し長く母親と暮らしていたが、通学のため父親の家に居候することに。

 十四年ぶりに同居することになった父親はガタイがでかく、雄っぽい。
 二十も年下の若い女がいて、いつでも自信満々な態度。

 父親のスケベなノンケ男ぶりに密かに興奮していた正志だったが、一歳年下の恋人桐島から言われた一言で、そのねじれた欲望も消えたはずだった。しかし……。


 父親の愛人、葉子さんの勧めもあって、正志は父に桐島を紹介し、カミングアウトする。
 すると父親は正志の母親、つまり元妻に正志がゲイであることを話してしまう。
 そのうえ自分の親友の黒木にも息子がゲイなんだと相談していて……。

 父親は知らなかったが、黒木も実はゲイだった。
 黒木は若い男が好みで、正志に関係を迫ってくる。
 桐島に会えない日々が続いていたせいもあり、正志も誘いにのってしまい……。


 父と葉子、母とその恋人池田、父に密かに想いを寄せている安藤とその妻、そして正志と桐島での会食の最中、葉子の元恋人が乱入し、桐島は父が死んだと泣き出した。
 その日を境に正志と父の生活は一変してしまい……。


 それぞれ恋人を失い、シングルになった父と息子。
 父が新しい恋人をつくったのをきっかけに、正志もゲイアプリで相手を得る。
 年下の若いゴリラ系でタイプど真ん中と喜ぶが、そのゴリラが父の家で思いがけない宣言をして……。


 スケベなことに目がない「エロ猿」正志と家族や恋人たちの物語。


 ゲイ官能小説。
 書き下ろし作品。








遅くなってすいません。

続きの⑥は今、プロットを作っているところなので、来月はじめくらいの配信になると思います。

で、⑥で今シーズンは終わり。

次のシーズンも書くこと自体は決めてるんですけど、続けて書くかどうかは未定です。






『おれの穴』





アマゾンKindleストアにて配信始まりました。


『おれの穴』

★★★★★

「ここ、男が好きな男の集まるバーでね」
「……はあ?」
 おれは思いっきり首をかしげてしまった。しかしこれでわかったとも言える。なるほど……。しかし、そこらの女なんかよりずっときれいな顔した美少年が、大声でケツが感じるとか言うもんなのか? あ、でも、そうか、男が好きなんだから、こいつ、ケツ感じるんだ。それが当たり前のことなんだろう。しかし、指入れられたり、自分で入れたりしてんのかな……?
 なんだかもやもやしてきた。思わずジロジロと二人組を見てしまった。すると二人組の方もくすくす笑っておれを見た。あわてて目を逸らした。すると義弟が耳打ちしてきた。
「あのコたち、にいさんに気があるみたいだよ」
「な、なんだって?」
「にいさんみたいに男っぽい人にいたずらされたいんじゃないかなあ」
「お、お前なあ」
 言い返してはみたが、同時に、目は美少年二人組を見てしまっていた。ケツが感じるって言ってたのは右の奴だ。ほんの少しだけ髪の色明るくした、スリムでちょっとだけ小柄の、かわいらしい顔をしている。こいつの肛門におれの指が入ったら、と一瞬想像してしまった。とたんに、股間がむずむずときて、勃起してくる。え、な、なんなんだ? まさかそんな。おかしなこと考えさせんじゃねえよ!
「ふざけたこと言うなよな、お前」
「でも、あのくらいかわいいコなら、にいさんでもデキるんじゃないの?」
「そ、そりゃ、顔はきれいな顔してっけど、男だぞ?」
「男もいいもんだよ。試してみないとわからないことだしね」
 そこでやっと気がついた。そうか、つまり、こいつも男が好きなのか。知らなかった。どおりで彼女の一人も紹介されたことなかったはずだ。だけど不思議と、気持ちが悪いとか頭にくるだとか、そういう感情はわいてこなかった。
 とつぜん義弟が立ち上がり、美少年たちのところに行ってなにやら話しかけた。すると二人そろってくすくす笑っておれをじっと見据える。その目つきにドキッとした。顔が熱くなるのがわかった。義弟が戻ってきた。
「いいってさ」
「なにがだ?」
「右のコ、にいさんとしたいって」
「なっ、なっ……」
「ここのバー、奥にシャワーと個室があるんだ。個室代金はもう払ったから、使ってきなよ」
「おい、お前な」
「にいさん、たぶんデキると思うんだ。実は姉さんと暮らしてた頃、一度だけにいさんが風呂場で一人でしてたとこ見ちゃってね」
「ええ?」
「だから、素質あると思うんだ」
 息苦しくなってきた。こいつ、おれが自分で尻の穴に指入れてるとこ見たってのか? ぶん殴ってやるべきかどうか、一瞬考えた。だけどその時、美少年がおれの肩をつかんだのだ。腕をひかれると、おれは自然と立ち上がっていた。そして奥のシャワー室へと導かれた。

★★★★★


 同棲していた女に逃げられたばかりのノンケ男。
 見た目も性格も男っぽいタイプだが、実は肛門に執着している。
 自分の穴も、他人の穴も……。

 たまたま街で出くわした義弟に誘われ入ったバーで、男初体験することに。


 ゲイ官能小説。
 初出『バディ』。
 掲載時は武古田征男名義で発表。

 シンプルポルノ。








もう一度予告。

次の配信は書き下ろし『おれの親父はスケベだ⑤』になります。

ボリューミー。



『口』と予告





アマゾンKindleストアにて配信始まりました。


『口』

★★★★★

 食べ終えたお盆を流しに持って行き、僕は口をそそいで食堂を後にした。廊下に出ると、なんとすぐそこに人が二人もいた。班長ともう一人だ。もう一人の方はさっさと行ってしまったから、たまたまこの瞬間に通りすがっただけのようだった。だけど班長の方は、じっと僕の顔を見据えていた。僕が知らぬふりで通り過ぎようとすると、いきなり手首をつかんできた。
「なっ、なんですか?」
「お前、明日も遅番だったよな?」
「え、はい」
「だったら、朝、俺の部屋にこい」
 それだけ言うと、班長はさっさと階段を上がっていってしまった。そのゴリラみたいな顔からはなんの表情も読み取れなかったけれど、現場を見られていたってことは間違いないようだった。


 たぶん叱責されるんじゃないかと予想していた。もしかしたら殴られるかもしれない。それか、仕事を辞めろ、と言われるのかも。
 とにかくいい話じゃないのはわかっていた。それでも僕は朝一番に班長の部屋をたずねた。ドアをたたくと、中から、入れ、と声がした。
「失礼します……、う」
 男の匂いのこもった部屋だった。ちょっと、鼻をつまみたくなるような、汗とタバコの時間の経った匂い。班長はまだベッドの中にいた。布団の中から僕を見上げて、手招きしている。
「え、なんですか?」
「これに決まってるだろ」
 班長が布団をめくりあげた。Tシャツにトランクス姿だけど、そのトランクスを玉の下まで押し下げている。すごい朝勃ちで、思わず目が釘付けになりそうだった。それをなんとかこらえて顔をそむけた。
「ちょっ、やめてくださいよ、へんなことするの」
「へんなことじゃねえよ。好きなんだろ? 俺のことも世話してくれ」
「なっ……」
 やっぱり見られていたのだ。そのうえ、何か誤解されている。しかし班長はこわい顔で僕をにらんでいた。そういえばこの人も舐めるような目で僕を見ていた人だった。
 お仲間ってことか。だけど、どうしていきなり命令されなくちゃなんないんだ?
「なんで僕にいきなりそんなこと……」
「嫌いじゃないだろ? だったらたのむよ」
 急に口調が変わった。顔もやさしくなっている。やさしくなっても、ゴリラであることにかわりはないけれど。

★★★★★


 手っ取り早く稼ぎたいと考え自動車工場でバイトをはじめた大学生。

 幼い顔立ちが男たちの目を惹きつける。 

 寮に入ると同じ工場で働く男たちから次々とフェラ奉仕を要求されるように……。


 ゲイ官能小説。
 初出『バディ』。
 掲載時は武古田征男名義で発表。

 複数の男たちから口奉仕を要求されるだけのシンプルポルノ。













ちょっと前にも工場ものの配信始めましたけど、書いたのも時期が近かったみたいです。

その頃、自分の中で工場がブームだったのか……。



予告です。

次の配信は同じく武古田征男名義の『おれの穴』となります。
やっぱりシンプルポルノ。

で、その次になりますが、『おれの親父はスケベだ⑤』の予定でいます。

すいません、当初の見込みより時間がかかって遅れてしまいました。

しかし割と読み応えがある回になるかと思います。
いろいろ展開もあるし、お父さんの性行為場面が出てくるので。




Appendix

プロフィール

osamukodama

Author:osamukodama
小玉オサム
今は亡き『さぶ』でデビューして29年目に入りました。『ジーメン』『バディ』『サムソン』『薔薇族』などでエロい小説を掲載してもらってましたが、もしかして今の若い人はゲイ雑誌を知らなかったりするのかの? そうじゃ、いまは昔、男のグラビアやエロ漫画エロ小説を集めた雑誌がいっぱいあったんじゃ。そこそこの小説を書いて送れば掲載されて原稿料をもらえたんじゃ。夢のような時代じゃったよ。
私信。耳毛を昨日、二本抜いた。
ブログ http://kodamaosamu.blog48.fc2.com/
リンク欄にリンク張ってあります。

僕のこと買ってよ

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